先週末、ネット業界をもっとも賑わせていたのは、マイクロソフト社による米ヤフー買収提案のニュースでしょう。僕が大雪の中、川崎から横浜へと机や椅子、書類、本、パソコンなどをせっせと運んでいる間に、ネット社会を代表する3社の思惑が激しく交差する週末になっていたようです。
検索エンジン業界で言うと、マイクロソフトは上位2社に大きく水をあけられた状態と言えます。特にGoogle社には動画共有サービスの大手YouTubeや、ネット広告会社大手DoubleClickの買収で競り負けていますから、マイクロソフト社としてはこれ以上差を離されるわけには行かない。
ならどうするか?やっぱりヤフー買収しかないだろう!というある意味分かりやすい図式と言えます。
一方のヤフーはマイクロソフト社の買収提案額446億円が企業価値を反映していないとして交戦の構え(たぶん提案額がもっと上でも買収提案には反対していたと思いますが)。ライバルであるグーグル社もマイクロソフト社によるヤフー買収を阻止しようと動いています。
日本のヤフーはソフトバンクが筆頭株主ですので、もし米ヤフーが買収されてもいきなり大きな変化は無いと思いますが、それでもマイクロソフト色が強まることで将来的に色々な変化が生まれてくるのは容易に想像できます。
ネット上でビジネスを展開するものにとっては、ヤフーやグーグル、マイクロソフトといった会社の動きひとつでビジネスの死活問題に直結するケースも多分にあります。今後の3社の展開からは目が離せない状況と言えるでしょう。
個人的な意見としては、ヤフー&マイクロソフトVSグーグルになっても、ヤフー&グーグルVSマイクロソフトになっても、ネット利用者にとってはメリットよりデメリットの方が大きいと思いますので、できればヤフー、グーグル、そしてマイクロソフトには今のような3大検索ポータルとして存在し続けて欲しいところです。
と、大雪の中机を運んだり、雪道で転んだりしながら考えた週末でした。
by (大雪の日の引越しはオススメできません) KASAI